HASSELBLAD
大好きなハッセルの話し
フィルム時代、広告/雑誌媒体で活動していたカメラマンはハッセルを使っていた方が多かったのですが、以前紹介したディアドルフ同様アシスタント時代ハッセルで仕事が出来るようになるのが1つの目標でした、他にローライフレックス、ペンタックス、マミヤ、富士フイルム、ゼンザブロニカ、コンタックスと多くのメーカーから中判カメラが発売されていましたがハッセルとローライ以外は立て横の比率が違う長方形フォーマットでハッセルはスクエアフォーマットを採用していましたので正方形に写せるだけでも特別な感情をい抱かせくれました
レンズはカールツァイス製のレンズシャッターという今のカメラにはない構造で(一部を除く)500シリーズは4種類(C・CF・CFi・CFE)時代と共にブラッシュアップしながら発売していました、ぼくはカラーB/ W問わずネガフィルムで撮影する際は柔らかなコントラストを得たい為敢えて初期型の銀のCタイプを使い(ノンコ―ティング)リバーサルでは最終型のCFEと使い分けていましたが日本製中判レンズに比べ驚くほど高額で購入するのに二の足三の足を踏みながら購入したのを覚えています(^ ^)
※レンズシャッターとはレンズ自体にシャッターが組み込まれているレンズ
デジタルカメラは次から次へ無限に撮影できますが昔はどのカメラも使うフイルムとフォーマットで撮影枚数が決まっていてハッセルの場合フイルム1本につき12枚撮影出来るのですが(24枚もあり)シャッターを切る、手動で巻き上げる(チャージ)、フイルムチェンジのリズム感と流れが何ともいえない心地よさを感じながら撮影していました、多分撮られる側も感じてもらえていたと思います(^ ^)思いたい(^ ^)
今現在はデジカメメーカーとして頑張っておられますがフィルム時代の500シリーズはウエストレベル、機能美、存在感、シャッター音、巻き上げ動作とやはりスペシャルなカメラだったと思います
ハッセルを使ったことがない方はぜひ1度撮影して欲しいですね、デジカメとは全く違う撮っている感が半端なく押し寄せますのでぜひトライください、楽しいですよ(^ ^)今も中古で手に入りますので(しかも昔に比べて非常に安価)レンタルも可能です
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