Camera equipment

ねこ好きカメラマンの使って良かった機材/フイルム時代の思い入れのある機材を紹介します

ビュ-カメラ改造

フィルム時代ブツ撮りといえばビューカメラで撮影するが当たり前で、デジタル移行後もアオリ必要時にはデジタルバックで撮影していましたが手持ちのバックタイプはCCDでライブビューが白黒のためちょっと見ずらく(現行機はCMOSですが高くて買えません (´;ω;`) 懐事情もあり最近ではDSLRでアオリ撮影を行っています、ただDSLRでは問題が?

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DSLRでのピント問題

ビューカメラは大きなシートフィルムに合わせて作られている為小さなDSLR用センサーだと90㎜以下ではピントの結像が問題になります、理由:ピンを執るには後板を前後に移動する事で結像させるのですが90㎜以下ではフランジバックの距離の関係フロント部分に当たる程接近します (+蛇腹の厚みで実際には結像できない) 更に DSLRではボディーを連結するアダプターが影響する為なんとか出来ないかと今回の改造に至りました  フランジバックとはレンズマウント面からセンサーまでの距離

写真用語集 - フランジバック - キヤノンイメージゲートウェイ

下記は大判カメラ用の105㎜でピントを結像させた写真ですが中判デジタルは蛇腹が伸びていますねDSLRの方は余り伸びがなくこの状態だと物理的に少量しかアオれません、次にセンサーの位置を見て下さい同じ様な位置ですがカメラ形状とマウントアダプターでこの差が生まれてしまいます、この事からもDSLRでアオリを使いたい場合は120㎜以上のレンズが必要かと思います 

ピントだけなら90㎜でもなんとか結像しますがレンズ自体大きなSW、SA 系は後玉が当たる為使えません、但し:広角用凹みボードと袋蛇腹を使うと多少は改善できます

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大判用は90mm以下が使えない為他に方法はないかと色々試したところ中判のGX680用が使える事が分かりました、GXのレンズはレトロフィーカス(前玉を凹・後玉を凸)で設計されているのか?手持ちの50㎜、65㎜、80㎜ではピントは勿論アオリを使かって撮影可能ですこれは大判用レンズでは有り得ない事で(^.^)嬉しい誤算でした

※35㎜版含め絞りを手動で操作できるマニュアルレンズは全て流用できますが焦点距離イメージサークルの大きさには注意が必要です (引伸し用レンズも使用可)

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改造のポイント①距離間と可動域を稼げる様支持台にL字プレートを取付け②レンズギリにディフューザーを設置できるようISSを直付けにしフレーム周りをコンパクトにしました

土台にはSinarを利用して前板/後板と蛇腹は取っ払いパーツを寄せ集めて自作しましたがこのカメラを改造してまで必要な方は余りいないと思いますので(^.^)今のデジカメに合う軽量コンパクトなビュ-カメラのURLを貼っていますご興味あれば検索ください

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今回使用したモノ  SinarX (土台部分)

☆前板側 Horseman Iss、L字プレート、クイックリリースクランプ、リグのパーツ

☆GXの場合 GXのボディーからフロント部分をバラしてクイックプレートをネジ止め

☆後板側 マウントアダプター、回転台/自作ボード、L字プレート、クイックリリースクランプ レボルリング用ロックネジ

☆蛇腹 ISSの大きさに合う様マミヤの蛇腹フ-ドを改造して再利用しましたがGX680の蛇腹でもぴったり合いました  両方ともヤフオクで入手可能

市販されているDSLR用アオリレンズを使えばアオリ撮影が可能になりますが可動量の少なさとティルトとスイングが同時に煽れないのが不満で(価格も)その点ビュ-カメラだと前板と後板が制限なくアオれるのが大きなメリットです

改造はともかく本体とレンズはヤフオクで数万円で落札可能ですしマニュアルレンズをお持ちなら取付の工夫は必要ですが資産も活用できますのでアオリ撮影にチャレンジされては如何でしょう

連結アダプターは市販されています https://www.discoverphoto.jp/Adapter/4x5-Digital-Camera-board-adapter.htm

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※ 少々お高いですが時代に合わせたデジタル用ビュ-カメラも市販されています

※ ビューカメラまでは必要ない方にキャノンのアオリレンズ紹介サイトです

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テザー撮影

テザー撮影てなに?カメラとPCを連結しリモートで撮影する方法です

みなさん撮影するとカメラの液晶モニターで確認すると思いますがプロの現場ではPCに繋ぎ確認するのがスタンダードな撮影方法で、特にブツ撮りではPCの大きな画面でライブビューを見ながら確認調整を繰り替えして仕上げることができます、また人物撮影系は大勢の人が同時に確認でき意見交換しながら撮影進行できます

構築するには専用ソフトが必要で使っているカメラメーカーからソフトを(DL)インストールして行いますその他では編集ソフトのライトル-ム、キャプチャーワンが対応 (カメラ制限あり) 各社URLを貼っていますのでご興味あればDLしてください ※MacWindowsどちらでもOKで基本無料、ニコン/ペンタは有料

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ではテザーソフトでなにができるのか?

・大きなライブビュー画面を見ながら撮影できるのが最大のメリット (特にブツ撮り)

・PCで各種設定が行える (絞り・シャッタ-スピード・Iso感度設定・WB)

・拡大してピント調整/確認

・シャッタ-レリ-ズ (ブレ防止)

・撮影データーをカメラとPC同時に記録できる

・オーバーレイ機能 ※レイヤーの様に重ねながら撮影ブツを同じ場所にレイアウトできる

キャノンだと下記画面を操作するのですがどのメーカーも多少の機能差はありますがだいたいこんな感じです、また設定からレリ-ズまでPCで行う為一切カメラに触れる事なく撮影できます ※残念ながら一眼系といえども全ての機種には対応していません

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撮影の流れ

①画面上に新規フォルダーを作り名前を付ける②カメラとPCを連結させる③テザーソフトを立ち上げる④名前を付けたフォルダーを紐ずける⑤ライブビュー画面を開く⑥アングル決定⑦ライティング調整⑧絞り・シャッタースピードISO感度を設定⑨撮影⑩編集ソフトで確認

テザーソフトとライトル-ムを紐ずける方法

ぼくはメーカー製編集ソフトを使わず直接ライトル-ムに送り確認できるようにしています、LRを使い慣れている方には便利ですよ    

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PCに繋ぐ際有線or無線で連結させるのですができればワイヤレスで使いたいですね、ただ出来るかはカメラ側の問題になります

外ロケでもテザーを使えれば良いのですが取り回し、置き場所等でPCでは何かと難しくロケではIpadに飛ばすのですがどのメーカーもIosandroid用テザーソフトは出してない為純正スマホアプリに頼る事になりますが使い勝手がイマイチで(><)サードパーティー製のシャッタースニッチをオススメします (URL貼ってますのでご興味あれば)

ブツ撮り講習に来られる方には必ずチャレンジ頂くのですが概ね好評で未経験の方は1度お試しで撮影しては如何でしょうか、クオリティーアップできると同時に新たな撮影欲が生まれるかもですよ(^^)

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Canon        EOSユーティリティー mac版 ☆無料

幅広い機種に対応、基本的な機能は装備しています

OM Capture  ☆無料

上位機種に対応しています、僕的には1番使いやすいソフトです

download.omsystem.com

Sony    Imaging Edge Desktop  ☆無料

幅広い機種に対応、基本的な機能は装備しています

FUJI FILM   X Acquire  ☆無料

幅広い機種に対応、基本的な機能は装備しています

Panasonic      Lumix Tether Steaming       ☆無料

2021.7.16現時点で9台対応、基本的な機能は装備しています

Nikon     Camera Control Pro2  ☆有料  ※30日間の無料お試しができます

幅広い機種に対応、基本的なことは出来ますが有料なので評判はイマイチです 

PENTAX    IMAGE Transmitter2  ☆有料

基本的な機能は装備していますがニコン同様有料なので評判はイマイチです

Adobe     Lightroom  ☆有料  ※7日間の無料お試しができます

PhotoshopCCをインストしている方はDLして使用出来ます、テザー撮影に関してはキャノンとニコンはデフォルトで対応、ペンタックス、フジフィルム(有料)はプラグインになります ※現像ソフトとしては秀逸ですがテザー撮影機能は他のソフトに比べた場合少しモノ足りない感はいなめません

Capture One  ☆有料  ※30日間の無料お試しができます

元々デジタルバックメーカーでしたが(今も)デジタルバックを使わずとも現像ソフトだけ使っているプロカメラマンが世界中に大勢いるほどスタンダードになっています、サブスクかライセンス購入を選べますが少々お高いです  

digicamcontrol   ☆無料    Nikon 対応フリーソフトWindows限定) 

ニコン純正のテザーソフトは有料になってしまいますが下記ソフトはフリーソフトですご興味ある方は自己責任でDLしてみてください

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少々お高いですが使い勝手は◎

ShutterSnitch

ShutterSnitch

  • 2ndNature
  • 写真/ビデオ
  • 無料

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EOS RP その2 test

生徒さんからの一言で購入してしまったRP(^^)その2

ぼくの必要とする機能が中心ですがテストしましたのでよかったら参考にしてください

① フォ-カスブラケット撮影

② Dpp4での深度合成処理精度

③ タッチパネル操作&シャッター

Wifi経由でのeosユーティリティーワイアレス転送能力

IOS高感度耐性

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① フォ-カスブラケット撮影  

1回のレリ-ズで2段階(枚数)から999段階まで自動で撮影できるように設定できステップ幅は10段階から選ぶことが可能、カメラ設定の制約はありですが回折を気にせず深いピントを得られるのは大きなメリットですね、ただ※ストロボ撮影に対応していないのが残念です(><) ※RAWデーターには対応しています

カメラ設定が以下の状態だとNGストロボ撮影・オ-トライティングオプティマイザ・HDRモ-ド・多重露出・マルチショットノイズ低減・インターバルタイマ-・露出補正/AEB設定・WB補正/BKT設定・長秒時露光ノイズ低減・ピクチャ-スタイルオ-ト・高輝度/段調優先・フリッカ-レス撮影

光を回したライティングと少し意地悪なローキーを意識したライティングで行ってみました、回した方は全体によく合成し質感も損なわれずに見えるのですがよく見るとところどころエッジがボヤけて見える箇所がありますね、ローキーの方は懐中時計のチェーンがふにゃふにゃに再現されています、但しジャケットの色、ライティングもコントラストをつけたので条件としては厳しいと思っていましたがチェーン以外は良好な感じですしファスナーを見る限り細かな箇所でもよく合成していますのでライティングを工夫すれば使えそうですが今のところシビアな撮影仕事で使うのは難しい印象ですが充分楽しめる機能でもあります

※キャノン指定外のシグマ製レンズで行いましたが何の問題もなく撮影はできました

30枚撮影 Jpeg S2 撮影時間 8秒 現像 1分36秒  【光源 定常光ライト】

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被写体の大小により被写界深度が変化しますが今回のジャケットの場合10段階30段階50段階と撮影しましたが10段階だと赤の裏地辺りからピントが合わずパンフォーカスにはなりませんでした、30段階、50段階の場合は変わらず良好な結果でしたので30段階でもこの大きさだと大丈夫かもですね F値レンズにより多少変動します

ジャケット、香水瓶ともピント位置はカメラ側の被写体先端に合わせたあとはシャッターを押すだけ、被写体の先端と最後列(撮影領域)を指定することはできず1か所決めてあとはカメラ任せで次々と撮影されていきます、その後DPPで合成処理を行いました

香水瓶の場合はモノが小さな為50段階の方が結果は良かったです、撮影&処理もさほど時間が掛からないのでご興味あれば色々な条件でテストしてみて下さい

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50枚撮影 Jpeg L 撮影時間 26秒 現像 8分24秒  【光源 定常光ライト】

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※PCの性能差でフォ-カスブラケット/深度合成とも処理時間が変わる可能性あり    テストPC Windows10pro  CPU Core i3   メモリー8GB

② Dpp4での深度合成処理精度

フォーカスブラケットは残念ながらストロボ非対応ですのでストロボを使かって深度合成撮影を行いたい場合マニュアルフォーカスで自分が決めた段階(枚数)を撮影した後DPPで合成処理を使うことになるのですが、概ね良好な感じに仕上がりました(^^)フォーカスブラケットと違い撮影ポイントを自分で決められるので被写体の形状で(高さ・奥行き・大小)変わりますが10段階程で良い感じに仕上げることができそうです

今までは深度合成が必要な場合はフォトショで行っていますがDPPでできればキャノンユーザーとしては嬉しいですね、ただこちらも撮影仕事では今のところ難しいかと思います

【①ボケの大きさ②手前の被写体を優先③合成境界のなめらかさ④明るさ補正】を調整する事ができます、今回のテストはスタジオで行いましたが風景等外での撮影の場合は風、車、人間等動くモノが入るとNGになりますので中々難しいですね、どちらにしろ室内室外とも三脚とレリーズが◎必になるかと思います、 ※キャノン推奨のF値はF5.6~F11

DPP4 深度合成 F5.6  10段階  設定 デフォルト  【光源 ストロボライト】 

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上記テスト撮影の方法 EOSユーティリティーのライブビューを使いマニュアルフォーカスで撮影した後(今回は10段階)DPP4で合成処理を行いました(設定はデフォルト)敢えてF5.6で撮影しましたがF11まで絞れば半分程の枚数でも大丈夫かもです、またステップ幅を広げても枚数は減らせると思います ※フォーカスブラケットも同じですが合成データーはオリジナルから10%程トリミングされますので少し引いて撮影した方が良いかと思います

③ タッチパネル操作&シャッタ-

今回の深度合成テストは2種類の方法で撮影しました①EOSユ-ティリティ-のPCライブビューで拡大しながらMフォーカスで撮影②タッチパネルでフォ-カスポイントを移動しながら撮影、結果として1番スムーズに行えたのがタッチパネルでフォーカスポイントの移動、シャッターはボディーボタンでレリ-ズする方法でした、タッチシャッタ-もPCライブビューもカメラ内の処理なのか1回撮影したらもう1回シャッタ-を半押ししてニュ-トラルにする必要が時折でましたこれはアダプタ-経由のEFレンズだからなのか?RFレンズを所有していないので何ともいえません(><) ※当たり前ですが通常撮影ではEFレンズでもフォーカス、シャッタ-リ-ズとも半押しすることなくスムーズに撮影できます

タッチパネルの最大の利点はAFポイントの選択と各設定変更時のやりやすさとだと思いますがポイント移動の際ボタンをグリグリする必要がなくパネルに触るとRPの場合まさに瞬時に移動できるのでストレスがなくなりますね(^^)

今メインに使っているα7、E-M1ともタッチパネルを搭載していますが必要?と思い使いませんでしたが今回のテストでこれはありだと今後は積極的に使かおうと思います(^^)

Wifiでeosユーティリティーワイアレス転送能力

スタジオ系プロカメラマンはシューティングしたデーターをPCで即座に確認する事を前提に撮影するのですが特に人物系が有線接続だと邪魔になりキャノンの場合は1d系と5d系には専用のwft(ワイアレストランスミッター)を発売していますのでぼくも4台程購入しましたが価格がチョットお高くボディーを変える度購入するのもつらいな~と思っていました(><)撮影の流れは①撮影②eosユ-ティリティ-を経由してPCに送る③(ライトル-ムで確認)またロケ撮はIpadに送るのですが最近はどのメ-カーでもBluetoothが内蔵されスマホタブレットにワイアレスで飛ばせますがまだまだアプリが使いずらい感じで(><)ぼくの場合はシャッタ-スニッチというアプリを使かって確認しています、で肝心のRPのWifi機能がプロの現場で使えるのかどうかですが

転送速度 JPEG S2 1秒以下 JPEG L 4秒 ROW 18秒 cROW 12秒 /1データー

突然の無線切れ 今のところナシ

PCライブビューの操作性 有線接続より少し遅延があるので気になるかもです

テストの印象としては概ね使えるかと思います(^^)純正wftと同じくJPEG の場合ストレスなくPC/Ipadともに転送でき内蔵wifiでこれだけ使えるのは嬉しい限りです ※ROW/JPEG同時記録でJPEGだけ送るようにしています

⑤ ISO高感度耐性

デジカメの進化は凄まじくオッサンには追いつけません(^^)特に高感度耐性が素晴らしくフィルムから撮影している人間にとっては信じられない程ですね(^^)印刷系はおのずと低感度で撮影する必要がありますがWeb系はいくつでもいいんじゃない(^^)と思うほど進化していますね特にココ2~3年に発売されたカメラはノイズてなに?カラーバランス?のような時代ですね極端にいうとデジタル端末で見た場合100でも1600でも分からないほどになりました、ほんと凄い時代になりました(^^)ただ職業カメラマンには大変な時代でもあります(><)機会が有ればいつか書こうと思います

下記はRPを使って撮影したテストデーターですが高感度になるとシャドー側にノイズが載ってきますが嫌な載り方になってませんね、カラーバランスは3200辺りから少しずつ崩れていく感じで光の状況にもよりますが6400位まで使えるのではないでしょうか、また最大感度が40000まで使えるのはいざという時に安心ですね (102400まで感度拡張が可能)

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雑感

発売より少し経過しているカメラですが今回テストした結果改めて史上最高のコスパカメラだと思いました(^^)トータルバランスが非常に優秀でどんな撮影にも応えてくれるでしょう、前回も書きましたが高額機には敵わない部分があって当然で、ですが基本性能がしっかりしていますので画質よし(^^)持ち歩くのもよし(^^)操作性もOK(^^)APS-C含め他のフルサイズの価格を考えた場合10万円で手に入るカメラとしては大変素晴らしいカメラだと思います、今までデジタルバックからプロ機まで様々なカメラを使って来ましたがこれ程機能に対しての対価に納得したのは初めてです(^^)次世代のRP2にはこの価格設定と軽量コンパクトはそのままに手ぶれ補正とディアルスロットと大きめのバッテリーを望むのは欲深か過ぎる?(^ ^)難しいかな~お願いしますよキャノンさん(^ ^)

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eosRP その1

※以前紹介したシャッタ-スニッチ、お高いですが転送観覧アプリとしてかなり使えます

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ダミーバッテリー

ミラーレスになってからバッテリーの持ちに不満がある方が多いのではないでしょうか?PCライブビュー・タイムプラス・動画撮影の途中で切れて中断!ストレスになりますね、(><)そこで対策として以前からダミーバッテリーを使かっています、これを使うと交換の必要がなくなり撮影に集中できますよ(^ ^)二通りの接続方法がありACタイプとバッテリータイプ(主ソニーNP-F)ケーブルがない為後者の方が撮影しやすく容量の大きなNP-Fを使えば頻繁に変える必要がなくなりますのでおススメです※純正はお高いので互換も使っていますが今のところ問題なく使えてます

バッテリ-接続式にはDCタイプとUSBタイプがあり後者だとモバイルバッテリーが使え尚良しで古くは5D2、現在はE-M1、α73と使っていますがトラブルもなくストレスフリーで活躍して貰ってます、特に今回購入したRPは唯一イケてないのがバッテリー(1000mA)の持ちでライブビューの場合はさっき変えたのにもう交換のイメージですので(><)カメラ固定の長時間撮影には非常に役に立つと思います(^ ^)

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アダプタープレートの付け方はスチールの場合ホートシューにラジオスレーブが乗っかり左側にはケーブルの差込口がある為右側に取り付ける事になりますがカメラゲージだと1/4インチでそのまま付けられますしL字ブラケットは左右逆にすれば取り着け可能です

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バッテリーアダプタープレート 3機種ともこれ1個で使い回しています

下記はLP-E17用ですのでカメラに合うダミーバッテリーを購入する必要があります

ダミーバッテリー RPにはこれを使ってます

ダミーバッテリー USBケーブル  モバイルバッテリータイプ

ACタイプ

ソニーNP-F970

互換バッテリー

ゲージ

L字ブラケット

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EOS RP その1 コスパ最高!軽量コンパクト気軽に持ち出せるフルサイズカメラ

最初のカメラ(NikonF3)を購入してから随分時間が経ちましたが(><)35mm版では使用して来た順にNikonCanonSonyときどきOlympusを使って来ました、フィルム時代オートフォーカスニコンより優れていると聞きキャノンに移行し10数年お世話になり瞳フォーカスが素晴らしいとソニーに引越しした流れです、時代と共に考えてのマウント変更でしたが今後はソニーに統一しEFレンズは全て処分しようと思っていた矢先に写真教室の生徒さんからEOS RPはどうですかの一言で調べたら使える機能が盛沢山なうえ485gしかも低価格と良いこと尽くめで思わず購入してしまいました(^^)                                

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RPを購入した理由 良いところ(^^)

① 軽量コンパクト   ※驚くことにマイクロのE-m1よりチョット軽く持ち歩いて撮影する人にはありがたいですね、ただフルサイズの場合使うレンズでずっしりになりますが(><)

② EFレンズがアダプター経由でもストレスなく撮影できる  ※資産を活用できる

③ フォーカスブラケットで深度合成ができる  ※フラッシュ未対応等満点ではないのですがパンフォーカス撮影に有効な機能ですね

④ バリアングルモニター   ※どんなアングルでも撮影できる

⑤ 長年キャノンを使っていたので操作に慣れている     ※ソニーはメニューが多過ぎておっさんには覚えられない(><)

⑥ ワイアレスでPC/タブレットに飛ばせる   ※以前は専用のトランスミッターを使ってました、高かったです7万円(><)良い時代になりました(^^)

⑦ フルサイズで1番リーズナブル     ※ぼくの様な貧乏人には助かります(^^)

いまいちな点(><)

① バッテリーの持ち(><)1番の弱点200枚撮れない感じ ※予備は必要かと、スタジオでの長時間PCライブビューを行う場合はACアダプターが良いかも

② シャッター音 ※ぼく的にはOKですが賛否あるみたいです

③ SDスロットがシングル    ※コスト面とコンパクトさの関係でディアルは採用できなかったと思いますが少々残念ですね(><)

④ 手ぶれ補正非搭載  ※これもコスト面で仕方がないですねシャッタースピード早めで頑張りましょう(^^) ISレンズお持ちなら問題ないかと

※ 予備バッテリーを用意すれば問題解決!あとはガンガン撮影を楽しみましょう(^^)

一眼レフからRPに移行したらこんなに良い事だらけ

① AFエリアが広い  レンズにより変動しますが全体の80%~88%をカバーできる

② AFポイントがレフ機と比べ桁違いに選択できる 6D2 45点 RP 3431点以上

③ 瞳AF  ポートレート撮影の場合常に瞳を追跡してもらえるので捨てデーターが減る

EVF(電子ファインダー 視野率100%) 慣れが必要だが見た目どうりに撮影できる

⑤ 軽量コンパクト 6D2の765gに対して485gの約63%の重量

⑥ ミラ-ショックがない為低シャッタ-スピード時のブレを気にしなくても良い

※ 発売から少々経過していますが写真撮影を始めたい方から一眼レフをお使いの経験者さんまでどのレベルの方にも扱いやすいカメラです

雑感

価格を考えたらパーフェクト(^^)上位モデルのR5やR6には敵わない部分があって当然ですが!価格考えるると二の足を踏むのでは?その点RPだと少し頑張れば手の届くカメラなので自信をもっておススメできます、フルサイズで485gは素晴らしい(^^)購入したては重さより撮影欲が勝りますがやがて億劫になりスマホでいいや~にならないように(><)レンズに関してもRFマウントはこれからが主流になり今のところ種類も少なくビックリするほど高価格が辛いところですが豊富なEFレンズが普通に使えるので心配ないかと思います、欲を言えばRF用のパンケーキレンズを充実して貰えれば言う事ナシですね

※折角のフルサイズが、になってしまいますがAPS-Cにクロップできますので軽量コンパクトなAPS仕様のパンケーキレンズにシフトするのも有りかと思います

使った感想はまだまだ追い込む必要がありますがどのジャンルの撮影でもこなせるトータルバランスが非常に高いカメラです、但し①【早い動き系】を撮影したい方と被写界深度が浅い②【開放付近で】撮影したい方は上位モデルが良いかと思いますが一番懸念していたAFもαの瞳フォーカスには敵いませんがポ-トレ-トの場合は必要十分だと思います、また限られた方以外は必要ないかもですがWifi経由でeosユーティリティーに飛ばせるのは人物撮影時に大変助かります、画質、高感度耐性、オートフォ-カス、機能性、操作性、携帯性全てに満足できるのではないでしょうか

①【早い動き系】秒間5枚がネックになる可能性?

②【開放付近で】RPは電子先幕方式を採用している為f1.8近辺より開けた絞りと1/2000より早いシャッタ-スピードの場合露光ムラが発生すると言われていますが通常撮影では気にする必要はないかと情報までに

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いろいろテストしましたRPその2

キャノンからは発売していませんがサードパーティー製の縦グリも発売しています

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Fujiya Cameraとライティングアクセサリー 

東京近郊のカメラ好きは一度は行ったことがあるフジヤカメラ、最近立ち寄った際に掘り出しモノを見つけ購入しました(^ ^)この業界に長く携わって来ましたが初めて見る大きさのオクタディフューザーでチョット大袈裟にいうと以前紹介したジャンボアンブレラが普通に見える位です(^ ^)撮影した感じはJアンブレラと余り変わりませんでしたが立ち会うクライアントさんが間違いなくその大きさにインパクトを感じこのカメラマン凄そうと錯覚してもらえばラッキーなのですが(^ ^)モデルと比べてその大きさがイメージ出来るかと思いますが実際に見ると笑うほどデカいので機材好きの人に見せてあげたくなります(^ ^)

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最新のデジカメからユーズドのフィルムカメラ/レンズとも品揃えも豊富で価格も良心的だと思います、その他にはライティング機材から三脚/雲台、動画関連も充実されジャンク系の店頭もあります、今回は運よく未使用のうえお買い得価格で購入できましたが他にも掘り出しモノが見つかるかもですよ(^ ^)立地はJR中野から徒歩5分位と良いので僕自身も年に数回足を運ぶのですが.中古カメラは限定1台の一期一会的でその中でもフィルムカメラはデジカメと違う魅了かありますので足を運んでみてはいかがでしょうか

ライティングアクセサリー

様々なタイプがあり表現したいイメージでその都度使い分けるのですがこれからストロボ撮影を始めたい方にはソフトボックスをおススメします、組み立てが少々面倒ですが上品な光質が得られますし人物からブツまで殆どの撮影に対応出来ます※最近では簡単に組み立てが出来るアンブレラタイプも発売しています

ヘッドが被写体に向かい合う直進光・反射を利用するバウンス光・透過光タイプ・大きさ・奥行き・反射面の素材・インナーの有無・形状等撮影効果を考えるポイントは無限にありアクセサリーによる正解不正解はなく例えばソフトボックスで撮影しているうちにコントラストと効果の違いが判って来ると思いますのでその後ご自身に合うアクセサリーを追加されればと思います

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ソフトボックス  長方形及び正方形形状で被写体に対して直進に照射する、インナーディフューザーと表面のディフューザーのW効果で柔らかな光を作りだせコントラスト調整もしやすく幅広いイメージを表現できる使い勝手が良い機材です※グリットを使えばより直線的により強いコントラストの写真を作り出せます

オクタゴンディフューザー  照射は直進光、形状が円形に近くキャッチが綺麗に入る為特に人物撮影に有効、奥行きが深いタイプと浅いタイプがある、中にソフトボックス同様インナーディフューザーが入っていて拡散板を装備しているタイプもある※写真は8角ですが16角のより円形に近いタイプも販売されています

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ランタンソフトボックス  比較的新しいアクセサリーで照射は直進光ですが中に拡散板があるのと丸い形状を利用し四方八方からのバウンス効果を得られ為柔らかな光質を表現できる

オパライト(ビューティーディシュ)  アルミ素材なので持ち運びには向いていませんがソフトボックスに比べよりコントラスト(陰影)を強調したい場合に有効、拡散板が装備されている、グリットのアリナシでコントラストの強弱も調整もできる※アルミ製に比べ効果は?ですが布製のビューティーディシュも販売しています

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アンブレラ  セッテングが簡単なうえバウンスで照射する為柔らかな光を得るには有効な機材、大きさ・反射面の色(白/シルバー/ゴールド/透過タイプ)ディフューザーの有無等で違う印象のコントラストに調整できる

スポットライト 文字道りスポット光と特殊効果を演出できる

代表的な6種類を紹介しましたが、その他に下記機材も組み合わせて使います、また今回は大型ストロボベースで紹介しましたが全ての機材がアダプターを介してクリップオンストロボでも使用できます

ディフューザー  斜幕/乳白アクリル/アートレ/ユポ/トレペ

レフ板      白/黒/シルバー/ゴールド

リフレクター   大小直径の違い/深さでコントラストが変わります

スヌート     簡易のスポット光を作り出せます

ライティングアクセサリーは色々な種類があり使い方と組み合わせで無限に光の演出ができるのですが揃えるには費用的に大変なのでヘッドとディフューザー面の距離を変える事でコントラストの調整が出来ますのでトライしてみてはいかがでしょうか

ヘッドとディフューザー面が近いほど高コントラストが得られ離せば離すほど柔らかな光になりますのでその効果を利用して撮影されればご自身が思い描くイメージで撮影できるのではないでしょうか

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クリップオンでオフカメラライティング

クリップオンストロボは軽量コンパクト、しかもフルオ-トで撮影できメイン光源として充分活躍できる使い勝手のよい機材ですね、今回はホットシューから切り離して発光するオフカメラライティングに必要なラジオスレーブのお話しです

以前は有線で発光させていましたがケーブルがあると邪魔になりますし最近では低予算で気軽にワイアレスシンクロが構築できます、TTL、FPと多機能タイプから発光だけのタイプまであり入門用としては発光だけのタイプで充分かと思います

※どのカメラメーカー対応のワイアレススレーブを購入してもストロボ側は純正、サードパーティー選ばずマニュアルだと発光可能ですがなるべくはカメラメーカーと合わせた方がベターです ※ソニーの場合は特にホートシューが特殊の為飛ばない可能性がアリ必ずソニ-対応を買われた方が無難です

最近の機種はシンクロだけでなくレリーズ機能を兼ね備えているモノも多く利便性も高いのですが多灯の場合実際にはTTL調光は難しくマニュアルで使った方が良い場合が多いです、またすべてのワイヤレススレーブはモノブロック等大型ストロボでも使用できます

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① RF603Ⅱ マニュアル発光とレリ-ズに対応ミス発光もなく使いやすいです

② FC-16 マニュアル発光とレリ-ズに対応 今回紹介した中では1番コスパが良い

 下記2機種は発信機のみでゴドックス以外使用できない

④ X2T  TTL調光、ハイスピ-ドシンクロ、スマホアプリ対応 Bluetooth内蔵でスマホで操作が出来る特徴と多灯の場合各ストロボを番号に割り振り直ぐに光調できる

  ⑤ XPro    TTL調光、ハイスピ-ドシンクロ対応 操作画面が大きい

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